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親の終活(切り出し方と手伝い方)

公開 2026年10月20日・出典の確認 2026年10月20日

親との話し方

親の終活は、きっかけを使って切り出し、医療・介護 → お金の在りか → 物の順に話すと進めやすくなります。子どもが手伝えることは多いですが、遺言書や任意後見の契約、財産の動かし方は親本人の意思で決めることです。

話を切り出すきっかけ

いきなり「終活をして」と言うと、親が身構えてしまうことがあります。暮らしの中のきっかけを使うと、自然に話を始められます。

きっかけ話の入り方の例
運転免許の更新更新期間が満了する日に70歳以上の人は高齢者講習、75歳以上の人は認知機能検査を受ける。「更新はどうだった?」から、運転やこれからの暮らしの話へ
人生会議の日毎年11月30日は厚生労働省が定めた「人生会議の日」。ニュースや広報をきっかけに、医療の希望の話へ
実家の名義相続登記が2024年4月1日から義務になった。「家や土地の名義はどうなっている?」から、財産の話へ
自分の終活「自分も書いてみた」と、自分のエンディングノートを見せる
法事や親戚の葬儀「自分のときはどうしたい?」と、葬儀やお墓の希望を聞く

話す順番

  1. 医療と介護の希望入院したら誰に連絡するか、どんな医療やケアを望むか。厚生労働省は、こうした話し合いを「人生会議」と呼んで、元気なうちから繰り返し話すことを勧めています。
  2. お金と契約の在りか口座・保険・年金・借入れが「どこにあるか」だけを聞きます。残高まで聞く必要はありません。
  3. 物と家家や物をどうしたいか。片付けは親のペースで進めます。

一度で全部を話そうとせず、何回かに分けるほうがうまくいきます。

子どもが手伝えること

手伝うときに気をつけること

親が遠くに住んでいるとき

離れて暮らす親の終活は、電話や帰省のときに少しずつ進めます。

親が亡くなったあとのこと

親が亡くなったあとには、期限のある手続があります。相続放棄は、相続が始まったことを知ったときから3か月以内、相続登記は、不動産を相続で取得したと知った日から3年以内です(相続の準備)。

実家の片付けは、急がず、相続人どうしで話し合ってから進めます。

よくある質問

親が「まだ早い」と取り合ってくれません。

終活という言葉を使わず、「もしものときに困らないように」と話すと受け止めてもらいやすくなります。自分のエンディングノートを先に見せる方法もあります。

親の口座の暗証番号を聞いておくべきですか?

暗証番号を家族が知っていても、本人が亡くなったあとに勝手に引き出すと、相続でもめる原因になります。口座が「どこにあるか」を聞いておけば十分です。

兄弟姉妹で考えが合いません。

親の希望を聞く場に、できるだけきょうだいがそろうようにします。親が書いたエンディングノートや遺言書があると、話し合いの土台になります。

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出典

出典の確認日: 2026年10月20日

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