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家族葬は安い?国民生活センターの相談事例と3つの対策

公開 2026年11月7日・出典の確認 2026年11月7日

家族葬、一日葬、直葬と、葬儀の形は増えました。形の名前だけで費用を決めずに、見積もりをどう見るかを、国民生活センターの発表で答えます。

先に答え

「家族葬だから安い」とは限りません。国民生活センターは、葬儀サービスの相談が年間900件前後で、そのうち「高価格・料金」の相談が2025年度で52.6%に上ると発表しています。見積書を必ず受け取り、明細を確認するよう助言しています(2026年6月3日公表)。

相談の数字

国民生活センターの発表では、全国の消費生活センター等に寄せられる葬儀サービスの相談は増加傾向で、年間900件前後です。2024年(令和6年)の死亡数は約161万人で、厚生労働省が調査を開始して以来、最多でした。

年度葬儀サービスの相談件数「高価格・料金」の相談の割合
2019年度632件33.2%
2020年度686件43.1%
2021年度800件50.0%
2022年度951件50.9%
2023年度886件50.3%
2024年度978件49.4%
2025年度917件52.6%

この件数には、消費生活センター等からの経由相談は含まれていません。「葬儀サービス」には、葬儀社が行う葬式のほか、火葬場、斎場、僧侶の依頼など、葬式に関連する相談も含まれます。「高価格・料金」は、相対的に高いかどうかにかかわらず、相談者が高いと申し出た相談の数です。

相談事例

発表に載っている相談事例です。

どの事例も、広告に出ていた金額と、実際の契約額の差が問題になっています。葬儀の形が変わり、サービスが多岐にわたり、費用の項目も複雑になっていることに加え、親しい人との死別で冷静に対応できないことも背景にあると、発表は説明しています。

見積もりを見る3つの助言

  1. 希望やイメージを考えて、情報収集をする

    亡くなってから慌てて探さず、元気なうちに、どんな葬儀にしたいかを考えておく。希望の書き方は葬儀の準備を生前にするにある

  2. 打ち合わせは親族や第三者など複数で行う

    1人で聞くと、冷静に判断しにくい

  3. 見積書は必ず受け取り、明細をよく確認する

    総額だけでなく、何が含まれ、何が追加になるかを書面で確かめる

不安に思ったときやトラブルになったときは、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談するよう、国民生活センターは呼びかけています。全国共通の消費者ホットラインは「188(いやや!)」で、最寄りの窓口につながります。

明細で確かめたい項目

次は、国民生活センターの助言(見積書の明細の確認)を実際の見積書に当てはめるときの、編集部の確認項目の例です。見積書の形は葬儀社によって違います。

国保などから出る葬祭費・埋葬料は葬祭費と埋葬料に書きました。

よくある質問

家族葬の費用の相場はいくらですか?

国民生活センターの発表に、家族葬の相場の金額は書かれていません。広告の金額と実際の契約額が違った事例が示されているだけです。複数の見積もりで確かめてください。

直葬ならトラブルは少ないですか?

発表では、家族葬、一日葬、直葬など、さまざまな葬儀の形があることを述べていますが、形ごとの相談の割合は示されていません。形にかかわらず見積書の明細を確かめます。

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出典

出典の確認日: 2026年11月7日

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