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終活のお金の整理

公開 2026年10月20日・出典の確認 2026年10月20日

お金の終活で大切なこと

大切なのは、残高よりも「どこに何があるか」を家族が分かる形で残すことです。使っていない口座は減らし、葬儀の費用の考え方も書いておきます。終活の手続そのものにかかる公的な費用は、数千円から数万円のものが中心です。

お金の一覧に書くこと

種類書くこと書かないこと
預貯金金融機関名・支店・口座の種類、ネット専用かどうか暗証番号
証券証券会社、ネット取引かどうかログインのパスワード
保険保険会社、種類、証券の保管場所、受取人—
年金受け取っている年金の種類、年金の書類の場所—
借入れ借入先、ローンの種類、保証人になっている契約—
毎月の支払いカード、公共料金、サブスクの引き落とし先カードの番号

暗証番号やパスワードを一覧に書くと、一覧を見た人が誰でも使えてしまいます。一覧には「どこに何があるか」だけを書き、パスワードは別に封をして保管するなど、分けて扱います(デジタル終活)。

使っていない口座を減らす

口座が多いほど、家族の相続の手続は増えます。使っていない口座は、元気なうちに解約しておきます。

金融庁によると、2009年1月1日以降の取引から10年以上出し入れのない預金は「休眠預金」になります。休眠預金になっても、取引していた金融機関で、期限なく引き出すことができます。また、2025年4月1日からは、本人が希望すれば複数の口座にまとめてマイナンバーを登録でき、相続のときに家族が口座の所在を確かめられるようになりました(デジタル庁)。

保険と年金の確認

葬儀の費用の備え

葬儀の費用は、形や規模、地域によって大きく変わります。国民生活センターは、広告やチラシで見た額より高い契約になったという相談が多いとして、2026年6月3日に注意を呼びかけました。葬儀サービスの相談のうち「高価格・料金」に関するものの割合は、2019年度の33.2%から2025年度には52.6%に上がっています。

家族が受け取れる給付もあります。

葬儀の希望と、費用をどこから出してほしいかを書いておくと、家族が慌てて決めずに済みます(葬儀の準備)。

終活の手続にかかる公的な費用

2026年10月20日に公式のページで確かめた額です。

手続費用
遺言書を法務局に預ける1件3,900円(撤回・変更の届出は無料)
公正証書遺言財産の額に応じた手数料(例: 1,000万円を超え3,000万円以下なら26,000円)。財産全体が1億円以下なら1万3,000円の加算(遺言書の準備)
任意後見の契約基本手数料13,000円、登記嘱託手数料1,600円、印紙代2,600円、ほかに正本などの証書代・切手代
法定後見の申立て収入印紙800円、登記手数料2,600円、切手代、鑑定料(ほとんどの場合10万円以下)
遺言書の検認(家族がする手続)遺言書1通につき収入印紙800円と切手代
相続放棄(家族がする手続)収入印紙800円(1人につき)と切手代
相続土地国庫帰属制度審査手数料 土地一筆14,000円、承認後の負担金 原則一筆20万円

お金のトラブルに気をつける

終活に関わる契約は、金額が大きく、長い期間にわたるものが少なくありません。身元保証や死後事務のサービス、葬儀、墓じまいなどで、説明と違う請求を受けた、解約できない、といった相談が消費生活センターに寄せられています。

よくある質問

終活にはいくらくらいかかりますか?

書き出す・話し合う・物を減らすといった準備は、ほとんどお金がかかりません。遺言書を法務局に預ける(3,900円)、公正証書で遺言書や任意後見の契約を作る(数万円から)など、手続を選んだときに費用がかかります。

葬儀の費用はいくら用意すればいいですか?

形や規模で大きく変わるため、決まった額はありません。希望する形を決め、元気なうちに葬儀社の見積もりを取っておくと、目安が分かります。

亡くなったあと、家族はすぐに預金を引き出せますか?

遺産を分ける前でも、口座ごとに一定額(同じ金融機関で150万円まで)を払い戻せる制度があります。必要な書類は金融機関によって違います。

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出典

出典の確認日: 2026年10月20日

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